流動資産とは? 貸借対照表の基本知識
流動資産は1年以内に動く資産です。
そのなかにはいろいろなものがあります。
それに合わせてタイトル=勘定科目などや取扱がきまっています。
1.現金
まずは何をもってるの?
その基本中の基本です。これがなければなにもできません。お財布の中身という考え方が基本です。
現金でも現実に動かしているサイフと会社のサイフを分けているケースがあります。会社全体は現金と行っていくことが多いです。
2.小口現金
事業の中で日々使うお金で身動きしやすいように別に小さなお金でもっておくということをしていることに使う科目になっていきます。小さな消耗品、休憩用の飲食品や会議用の食事のお金などなど、小さいお金でこまめにとういう感じ時に区別して使っているケースに使う科目になります。
3.当座預金
簡単に考えれば小切手。。そう支払う予定の現金を現金ではなく小切手で動か機能付きという考え方がわかりやすくなるかと思います。当然のことながらその支払いに関しては期日がありそこまでに口座に金がなければその小切手は無効になるということになっていきます。不渡り小切手という扱いで続けば当然取引停止、場合によっては倒産につながっていきます。そういいう機能がありますので当然のことながら銀行との間での信用者問題、それ以上に手元現金の問題が出てきます。現状ではあまり観なくなっているとい状況でもあります。
4.普通預金
通常の預金口座です。単純に現金がいくら入っているのか?そういうものです。銀行にある自分の現金という感じになりますが、当然のごとくここからの引き落とし、振込、入金があるというものになるので残高に関しては常にお気を使い使えるお金を銀行に預けているという感じになっていきます。
日常のことを考えておけば間違いはないかと思います。
5、売掛金
通常の売上に関する毎月の請求署の残高です。
これが売上の請求の合計になり、振込があれば減っていきます。売掛金についてはその残高以上にその中身が大事になります。請求先に関して個別の管理が必要で、全体としては資金繰りに関して、個別に関しては売上先の入金管理につながっていきます。
6.前払費用
支払ったお金で1年以内にその効果があるものになります。
単純に翌月に使うものに対する支払いを前の月にするものです。
逆に仕事をする前に先にお金くださいというものがこの費用になっていきます。
7短期貸付金
1年以内に返してもらう必要があるお金の事です。
お金を貸すという部分を返却の期間で分けています。
8仮払金
仮に払っているお金・・・その性質が決まっていないお金です。出金をしたが、その中身が決まっていない。。経費の見込みを先に払うけれど、当然その経費の中身が決まらなければ経理はできません。
出張であれ、営業経費であれ、とにかくは先にお金が必要だけど中身が見えないという時に使うお金です。
お金の貸し借りではありませんので注意が必要です。
9立替金
お金を立て替えて払ったときに使う科目です。
中身がわかって払ったが、そのお金は他の人から支払いを受けるというものです。
代わってたまたま支払って上げたという感覚に近くなります。
まあとにかくは会社の財産であることは間違いないので
その管理には注意が必要です。